時間とのたたかい
時間が足りないという意味ではありません。
時間という言葉に追われるお話です。
最近は無職ですが、少しやることがあります。
時間の使い方が少し変わってきました。
体調や気持ちのバランスにも寄りますが…
やることがあると時間が埋まることもあり、自然と考え込む時間は減りました。
もちろん悩んだり考えたり不安になったりはあります。
考え込む時間が減ったと気づくと、このままでいいのかという気持ちがまた唐突に出てきたりもします。
実感するのは、本当に時間の経過が早いということです。
何かをしても、何もしなくても時間は経ちます。
今回の無職期間で初めて覚えた感覚があります。
面倒なことを後回しにしないように、効率的に家事をしようと実践したところ思いの外上手くいきました。いい感じ!と思った後に感じました。
『あっ、私いまやることない』
この感覚は嫌な感覚でした。
時間が出来たことで逆にやることが見つからなくなりました。
今までは例えばなんとなく携帯を見ている時間も情報収集をしているわけで、暇という気持ちは生まれませんでした。
ところが、なんとなく携帯を見ることに無駄を感じ、携帯を見ていることすら悪いことのように感じるようになりました。
時間を上手に使わなければいけない、時間を上手に使えないことは悪くて残念で、やることも目的も何もないのがダメなこと、という感覚で強迫観念のような物が生まれていました。
無職でも自分なりに有意義に過ごせていたら、それはそれでいいと思います。
私はただただ情けなさや考え込む状態に更に悩み、同じ所をぐるぐるします。
また、周りの人は今の私ほど時間がないため、どこか周りに合わせたい気持ちが出てきたのだと思います。
少し考えすぎた結果、時間という言葉自体に疲れたのかもしれません。
自分でも笑ってしまうくらい、しょうもない事に時間を使った気がします笑